融資を受けるためのポイントをレクチャーします。
26 4 月
債務者区分とは、銀行が独自に査定して付けた融資先のランクことで、返済状況や財務内容によってそれぞれに判断されます。
区分は以下の五段階です。
1・正常先
業務状況が良好で財務内容にも問題がない融資先が認められるランクです。
当然といえることですが、資金繰りが安定しており、返済が契約通り行われていることが必要となります。
2・要注意先
管理に注意が必要とされる融資先で、この中でもさらに以下の3つに分類されます。
「財務内容要注意先」
「履行状況要注意先」
「貸出条件要注意先」
3・破綻懸念先
現状では経営破綻はしていないものの、経営改善の進捗が芳しくない経営難といえる状態で、以降の経営が破綻する可能性が比較的大きいと判断される融資先をいいます。
4・実質破綻先
法的、あるいは形式的には経営破綻しているとはいえなくても、経営難が深刻で、しかも再建の見通しが立てられないと判断される、実質的に経営破綻に陥っている融資先です。
5・破綻先
法的、形式的に経営破綻していると判断できる融資先です。
民事再生法や会社更生法によって更生計画などの認可決定がされた融資先は、“破綻先”でなく“破綻懸念先”と判断できるとされています。
また、更生計画等が合理的で、それを実現する可能性が高ければ、“要注意先”と判断されます。
ちなみに、第1回目不渡が手形交換所で発生しても、2回目の不渡(取引停止処分)になっていなければ、“破綻先”に該当することはありません。